大好きな老舗がある。江戸千代紙の”いせ辰”さんだ。
本屋、花屋に次いでテンションがあがるのが、紙屋だ。
日本独自の伝統紙、中でも大胆なモチーフをカラフルに描く作風が好き。
河鍋暁齋(妖怪の絵で有名だけどね、蛙の合戦で知ってる人も多い)の大柄の絵柄を未だに刷って提供してくれている、”いせ辰”には感謝だ。
今回買った千代紙はこちらの二枚。一枚目は春をテーマにしたもので、二枚目は秋をテーマにしたもの。季節感ずれてますが。笑
ところで、千代紙の起源は、、、
”公家たちの間で和歌を書き留めた短冊や色紙にあるという。
様々な趣向を凝らし、絵模様を描いた贅沢な紙は、江戸時代、武家にも広まり、進物品の包み紙などに使われた。江戸後期、木版多色刷りである錦絵の登場に伴って様々な色柄のものが出回り、婦女子の装飾・紙芸材料として庶民の人気を集めるに至った””公家たちの間で和歌を書き留めた短冊や色紙にあるという。
とまあ、最近、日本事象をスペイン語に訳して紹介することが多く、その為には日本語で自分でも勉強しなければ分からない!思っていたよりも大変!
しかしこれがとっても面白い。
日本文化の層の厚さを感じています。結構幸せ♡