31 July 2010

Ocean Blue


どこまでも未知で、果てしなく、広い世界を見せてくれる貴方たち。
もっと教えて。もっと知りたいよ、あなたたちの世界のこと。

fuwa fuwa と閉じたり開いたりを繰り返す
Jelly fishの所作に私の目は虜。

あせらずに、止まらずに、ゆっくりと。

ただそこにいるだけで、たくさんのことを教えてくれる。

新江ノ島水族館 http://www.enosui.com/index.php

Tシャツ作り♪♪ 


緑豊かで、自然に囲まれた友人のお宅へ。


通学徒歩5分。江ノ電に乗って移動。海も山もすぐ側。
イギリスのアンティーク家具で異国情緒漂うおうち。

育った環境の違いに改めて驚いた。
同じ日本人でもここまでライフスタイルが違う家族もいるんだな。
とっても仲良しなご家族だけれど、どこかしっかりと個人の隙間もあって、素敵だった。 

「人は、自分の成長に必要な環境(時代・国・家族)を選んで生まれてくる」と聞いたことがある。
同じ時代・同じ国に生まれても出会える人はごく僅か。彼女と出会って広がった世界は計り知れないし、感謝してもしきれない。つくづく出会いは不思議だ。


彼女の妹、サッチャンと仲良くなれたのも嬉しかった。
サッチャンは、一昨日イギリス留学から帰ってきたばかりで、これから就職活動の波に立ち向かおうとして、話していると一気に5年前の留学から帰ってきたころに引き戻された。

久しぶりの日本社会への違和感。
留学中に必死で戦って得た自信(慣れない環境で生活し、カルチャーショックを克服し、母国を外から見て、その国の学生達と机を並べて切磋琢磨し単位を獲得してくるという一連の流れで得る感覚)と掴んだ種をどう社会で生かしていけばいいのか。

私も通ってきた道だったから、できるだけ力になりたいと思った。
就職活動は、自分の中の理想、得意不得意、可能性を掘り下げてアピールして、
他者に理解してもらい、社会の中での自分の居場所を見つける第一歩なのだから、
学生時代とは違う、新しい経験だ。自分の立ち位置を見つける為には器となる社会のことを知らなすぎる。

入社してからOG訪問を何度か受けたけれど、結構この変化に戸惑う学生が多い。
どちらにしても、大学を出たというだけで、新卒特権があり、こんなにも企業に門戸が開かれている国も世界を見渡せば稀有な有難すぎるチャンスだし、就職活動も出会いを大切に自然体で楽しむスタンスがいいだろう。と思うけれど、「自分で決めて、その決断に責任を持つ」そのあたり前のことが、結構難しいんだよね。


さて、難しいことはさておき、サッチャンがスウェーデンで見つけて買ってきてくれた" IRON ME ON"はヒット商品でした。気に入った柄を好きな形に切り取り、アイロンでTシャツ等にくっつける為の図柄集。これってアメリカの製品みたいだけど、日本でも買えるのかなーとっても面白かった!
もう捨てようかな・・などと思っていたTシャツが瞬く間に一番のお気に入りになってしまう、不思議な一品。リサイクルにも最適な気が。我々の力作作品を少しだけここでお見せします~。


ね、かわいいでしょ~?!?!

森戸海岸に咲く大輪の花たち

待ちにまった毎年7月28日に行われる葉山の花火大会。
四年前からここのこじんまりと地元の人に愛されているイベントの独特の雰囲気に魅かれ、訪れている。


海のいきものたち。
森のいきものたち。
海岸沿いに暮らす住民たち。 
みんながこの一年に一度のイベントを心待ちにしているのが、伝わってくる。

「小雨決行」 パンフレットにはそう大きく書かれている。
実際に去年までの三回とも小雨が降っていたが、この言葉通り、「雨でも、我々がんばります。」とアナウンスが流れ、拍手が沸きあがる。雨の中、頼もしくも花火が打ち上げられていた。今年は、はじめての快晴。

Reinaと早めに逗子駅で待ち合わせ、バスで30分弱、森戸海岸に到着。
ゴザをひいて、浜辺でねっころがって夕焼け空を眺めながら始まりを待った。




目の前には、真っ赤に染まる富士山。

除々に満ち潮に近づき迫り来る波の音。

砂山を作ったりしながらはしゃぐ子供らの声。

どこまでも広がる空。

少しずつ集まってくる人たちの足音。

水着のお姉ちゃんたちの流すブラジリアンサウンド。

競い合う海の家自慢の焼きそばのにおい。

どんどんどんどん肩の力が抜けて、心が満たされていくのを感じる。

暗くなった、19時半。力強くあがった大輪の花。
ケチらない、これでもかこれでもか、の怒涛のような花火の打ち上げ。


対岸で花火を上げる花火士さん達と観客が対話しているような、
素晴らしすぎる45分間。

恒例の まごころ処 海の家カフェで紅茶を飲みながら、この一年間を振り返る。

こじんまりと、大切なものを守りながら、変わらずに、何百年も続いてください、葉山花火大会。

そう、そっと祈ってみる。感謝の気持ちを込めて、海に一礼して。来年も、また。

27 July 2010

地域のマドンナ

(拠点の公民館)

今日はお母さんのお弁当配りボランティア最終日。(引越しの為)
朝から私まで緊張してしまって、ヨガも休んでしまったほどだ。(暑すぎた為)

お母さんは、今日までの十年間、ほぼ一回も休まず、毎週、地域の買い物へ出かけられない老人の方々のおうちへお弁当を配るボランティアを続けた。 雨の日も、猛暑の日も、台風の日も。

一定の時間になると、公民館に届いているお弁当をかばんに詰める。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、分けて届けるよう、工夫されている。

(温かいお味噌汁の入っている可愛いオレンジの容器)



準備ができたら、よし! 自転車か徒歩で、一人平均3軒回る。

私も都合がつくときに時々、一緒に回らせてもらっていたけれど、単純そうに見えて、
結構ハードな仕事だった。まず、他人のおうちにお邪魔するのは、ハードルが高いことだ。
さらにお年寄りに信頼してもらって、お話を聞く。
”おいしくないお弁当ね”などと怒られた経験も多々。お母さん達が作っている訳じゃないけれど。

もちろんボランティアなので、報酬はほぼゼロ。
少しだけ、市から謝礼金が支払われているが、十年間で?にもならない金額。
それでも、やめられなかったのは、待っていてくれるお年寄りがいるから。
週一回でも顔を見に行くと喜んでくれる笑顔があったから。

最終日の今日。最後の訪問宅、86才のTさんのおうちで、サプライズがあった。
最後だと聞いて、感極まったおばあちゃんは、ありったけの力で、私とお母さんに自身の戦争体験を話してくれたのだ。

①関東大震災の二年後の9月1日、神戸で生まれる。
②4歳で下関港から、満州へ連れていかれる。(父は沖縄で戦い中で不在。母と産後直後の弟と)
③満州で終戦までの16年間を過ごす。ちょうど20歳の時、南満州で終戦を迎える。
④終戦後、一年間満州に残り、日本軍の書類を燃やしたり”立つ鳥後を濁さず”作業を続ける。
⑤1946年、アメリカ軍の船で日本へ帰還。
⑥焼け野原で食べ物のない埼玉の製糸場で労働時代。
⑦浦和へ引っ越してきてからの数十年の街の変遷。

涙なしには、聞けない、彼女の体験の記憶。
気がついたら、母も私も、おばあちゃんの話に引き込まれていて、炎天下で一時間はゆうに過ぎていた。特に、③の満州時代のお話は、戦争はどれだけ人を変えさせるか、貧しさはどれだけ人を狂わせるか、、おばあちゃんの目で見てきた、肌で体験してきたお話で、すさまじかった。

終戦後の食べ物がなくて大変だった時代の話は、祖父母から聞いたことがあった。
広島や長崎の悲劇のお話は、被爆者の方々から少しだけ聞いたことがあった。
たくさんの悲劇を伴う戦争体験は、多くの高齢者の方が話したがらないように感じる。
それもそのはず。話たくないに決まっている。話すのにエネルギーがいる話だし、今の若い人には分からないはず・・と心を閉ざしてしまわれることもあるだろう。

Tさんは、屈託のない笑顔の持ち主で、伺うたびに”かわいい方だなあ”と思っていた。
今日のおばあちゃんは一際、かわいかった。26歳の小娘に”かわいい”なんて言われたくないだろうが、”本当にかわいいです。”そう繰り返してしまった。一生懸命、力を振り絞りながら伝えてくれた、Tさんの笑顔、私は絶対忘れません。

Tさんは、
”国家が、政府がなくなってしまう屈辱的な体験が、忘れられない”と危機感を持って言っていた。
”戦争や災害が起こったときには、誰も守ってくれないのよ。”

おばあちゃんは、
人生の悲喜こもごもを経験した一人の人間として、力強く、私の手を握りしめながら言ってくれた。
”人生のうち4回くらいは、死にたくなるほど、辛くなる時が来ると思う。でも、ここをよく聞いて。
絶対にその時は過ぎていくの。悲しみも喜びも過ぎていく。流れていく。だから、また楽しいと思える時が来るのよ。” 

そして、自身の満州時代、生命を脅かされながら、敵に捕まったら、自害するほうがましだと短刀を隠し持ち、髪を剃り坊主にし、中国人の男性のような格好をしながら生き延びた経験を説得力にして、”自殺は、自分で生死を選択できるだけ贅沢な手段。刀や銃を突きつけられて命をとられる経験をした人は、それでも自分は助かる。自分は助かりたいと思って生きたものよ。不思議ね。食料もなくて、死んだほうが楽な状況だったのに。命さえ守れれば、また楽しい喜びの時をこうして迎えられるのよ。”と。 

隣を見ると、お母さんも号泣していた。
ボランティアとはいえ、続けてきてよかったね。お母さん。お疲れ様。
そして、10年分のご褒美をもらったね。 

こころの遺伝子 


              (10年くらい前訪れた伊豆シャボテン公園にて撮影)

NHKの”こころの遺伝子”の最終回は、北と南で響き合う友情の物語だった。
北海道の旭山動物園と、北九州の到津動物園の園長さん達が、いかに魅力的な動物園を作っていくか、廃園の危機やテーマパークブームに押されながら奮闘していった物語。

旭山動物園は、生き生きと野生の動物達を展示する”行動展示”で有名なことは聞いたことはあったけど、いきなりビックになった動物園というイメージだった。その背景には、1500kmも離れた北九州で同じ使命に立ち向かう、同じ歳の同士との出会いや語りがあったなんて知らなかった。

”人間、発想発想ってアウトプットばかり求められるけれど、何か根がないと葉・花・実なんか出ないじゃないですか。私たちは、その根を植える仕事をしたいんですよ”

”身近な動物園から、野生の動物達の生態や凄さを知ってもらえれば、そこから自然の中で生命を育む様々な生命体のこと、更には地球のことを想う心を自然に育てられるのではないか。そしたら、動物園が社会の中で必要な存在になれるんじゃないかと思って毎日必死でした”

二人とも、とっても魅力的な笑顔の持ち主。目がキラッキラしてた。
その生き様、すっごいなあ。
北九州の到津動物園で、夏の間開催されている林間学校に参加してみたいな。
子供達対象で、なんと昭和12年から続いているらしい。身体に刻まれている林間学校で動物達と触れ合った記憶が、自然とわが子も、林間学校へと通わせる動機になる。尊い繋がりをみせていただいた。

ところで、この番組。
人から人へ伝わり、その人を動かした”こころの遺伝子”の物語、全15話。

何かを求めて、がむしゃらに走っている人には、ちゃんとそういう出会いをキャッチできるタイミングが訪れて、またそれをしっかりと受け取り、”いつのまにか”社会に影響を与える人物になっていく、その過程を一時間に編集した番組。どのストーリーも素晴らしかった。ありがとうございました。

私の受け取った、こころの遺伝子。花開く日まで、じっくり熱くあたためよう。

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<おまけ>私が特に好きだった回の印象的な言葉をここに。
(by があるものはある人からの言葉。by がないものは自身の言葉)

Sra. 西原理恵子(漫画家) ”どん底でこそ笑え!” by 最愛の鴨志田ジャーナリスト
Sra. 一青よう(シンガーソングライター) ”とんがっているものほど、安らぐ” by 尊敬する先輩 Sr.阿久悠 
Sr. 鎌田實 (医師) ”病だけではなく、まるごとの人間を診る” by 御柱祭で出会ったおばあちゃん
Sr.三宅祐司(喜劇役者) ”三宅ちゃん、好きにやっていいんだからね!” by Sr. 伊藤四朗
Sr.白石康次郎(ヨット操縦士)”自然に遊ばせてもらっているだけ” by 恩師 Sr.多田雄幸
Sr.辻井伸行(ピアニスト)”常に喜びを持って演奏する” 
Sra.高橋みゆき(バレーボール選手)”できないことを悔やむ前にできることを考えなさい”by 成田選手
Sr.野村克也(野球監督)”思考が運命や人生を決定する”

26 July 2010

夏の隠しだま


クリームあんみつも美味しいよ。

でもね、知る人ぞ知る、夏のご褒美。
”冷やし白玉”!!

模型でしたっっ 

甘味処 花 : 東京都新宿区神楽坂6-8

てんきごじてん

”てんきごじてん”という写真集を借りた。


風・雲・雨・空・雪の日本語、約1500語。
想像力豊かなことばたち。


夏の入道雲を”信濃太郎”と名づけている地域があるらしい。
きょうとでも、出る方角別に雲を擬人化して名づける風習があったみたいだ。


”ことば”には、先人たちの知恵・ユーモア・感性が詰まっている。
 季節の表情に親しみを感じ、一刻一刻の空模様に想いを馳せた人々の軌跡がここに静かにあった。

23 July 2010

カキ氷

日本列島沸騰中 !!
 ¡¡ El archipiélago japonés está hirviendo !!


そんなときは、☆★☆ かき氷 ☆★☆ をどうぞ!
En tal caso, adelante, " Kaki-goori" !
 

メロンの後は、ブルーハワイ。
Después del sabor melón, Hawaii azúl.


イチゴも混ぜちゃえ。。ん~カオスみたいになっちゃった。
 Añando el de fresa,, ummm parece se cambió a un caos !!

22 July 2010

Swinging London


1950-60年代のイギリスへタイムスリップ! 


マリー・クワントのミニスカート。
ミリタリーパーカー。
革ジャンとスリムパンツ。
ビートルズ。
ジミーペイジ。
エレキギターの音。
勢いで楽器を壊す程の熱狂ステージ。
Valentineのタイプライター。
etc etc...

チープだけど、機能的なインテリア&道具。
才能さえあれば、出身に関係なくセレブになれる。
勢いさえあれば、社会に提言できる。
楽観主義が社会を包んでいた、時代。街。

当時のLondonは、"The Swinging city"と言われていたそうだ。
Time誌がそう表現したことを発端とし、更に勢いを増して新しい文化を創り出していった、陽気で活動的、流動的な都市の雰囲気。

この展覧会に一歩足を踏み入れると、その雰囲気の真っ只中にタイムスリップしたようだった。当時のファッション・車・インテリア・楽器・電化製品・デザインが所狭しと展示されている。歴史の証人のそれらのモノたちは、今の私には”レトロ&ポップ”に映った。

Sonyのラジオ・Hondaのバイク、、、
たくさんの日本製品も、海を渡り、この文化の一端を担っていたことがよくわかる。

当時のHondaの広告が、とてもキュートだった。
" The Nicest people always ride on Honda Dream" とか書かれ
さまざまな職業の人が真っ赤なDream号に乗って笑顔でいるもの。
写真が取れなかったのが、残念。。

お時間あれば、行ってみてくださいませ♪
北浦和駅前の埼玉県立近代美術館で2010年9月12日まで。


借りぐらしのアリエッティ


早速見に行ってきました、「借りぐらしのアリエッティ」!!
チケットを頂いた時は、なんて変わった名前の映画だろう・・と思いましたが、
「床下の小人たち」を原作とした、スタジオジブリの最新作でした。

ジブリの作品はほとんど好きですが(特に初期の作品)、
確実に一位か二位にはなる!?程、大好きな映画でした。

小さなアリエッティ、かわいすぎます。
魔女の宅急便のキキのような好奇心旺盛な女の子が主人公です。

アリエッティの伸びやかな感性。
我々人間の日常に対する新鮮な視点。
人間・小人・動物・植物・・生き物それぞれの日々の暮らしの丁寧な描写。
男の子の純粋で優しい心。
家族の絆。
弱肉強食の世の中で”種族淘汰”の危機的現実。

笑ったり、泣いたりできるシーンが散りばめられている楽しい作品ですが、
いつものジブリ作品同様、とても深いテーマが根底に流れていました。 

私には、開発が進む途上国で伝統を守りながら、経済偏重の波に押されながらも従来の暮らしをしつづける先住民族に対する、先進諸国や国際社会からの”親切な援助”を彷彿させるシーンがありました。ジブリが各作品を通して発する問題意識 & ストーリー・アニメーション・音楽の素晴らしさ毎度ながら敬服します。 

夏休みで子供たちでいっぱいの映画館で、アリエッティ。いいですよ!

ドールハウス、作ろうかな。はまっちゃいそう・・・

20 July 2010

アロマの香りに誘われて・・


大宮駅からニューシャトルという可愛い列車に乗って数駅の原市という町。
研究職からアロマテラピストへ転身された先輩、reyna さんのサロンへ。

丁寧で、力強く、reynaさんの魅力全開の、優しい、マッサージでした。



90分6,000 yen は安すぎる充実内容だと思いました。
じっくりと話を聞いてもらった上での独自のアロマブレンドで、色々なオイルをたっぷりと使って
背中・肩・首を丁寧にマッサージして頂けます。(ヘッドスパ付)

お世辞抜きで今まで行ったどのマッサージよりも満足度が高かったです。
夜、驚く程すっきり寝れました。

試してみたい方は、是非ご一報を下さい!
私の名前を出していただければ、更に500yen割引してくださるようです。
(※残念ながら女性限定です。男性の皆様、ごめんなさい)

銀座にもサロンがあるそうです。http://tokyofractal.com/ 
少々お値段は高くなってしまいますが、こちらも是非!

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ここからは、少しパーソナルな私たちの昨日の会話から。
reynaさんの柔らかいお人柄も伝わるといいな。

アロマオイル片手にぽつんぽつんと紡ぎ出される言葉達がとてもありがたかった。

今の私の状況についてのアドバイス。

”ぜんぜん間違ってないと思うよ。建物だってそうじゃん?工事途中で色々な材料を取り入れたり、柱を取り外してみたり、でも根っこは変わらずあって、どう統合しようって迷って・・
今のあなたの状況はこんな建て直し工事中みたいなものだよ。
色々な刺激や自分の変化に揺らぐのは当たり前。”

やっぱりヨガや呼吸の時間をもっと増やして、自分の芯を強める修行を続けたい。
好奇心旺盛な私は、どちらかというと行動力はあるほうだった。
色々な場所に出かけ、色々な人と出会い、様々な”すごい!”ものに出会ってきた。
でも一方で、それらのエネルギーに圧倒されて、
自分の立ち位置がわからなくなってしまう時がある。その癖が時々とてもつらい。。
自分が撒いている種だし、大人だからコントロールしなくちゃとも思う。
でも、色々なものが動き出したり、繋がったり、勢いを増す。
人間は、そんなに頭でコントロールしたとおりになるほど、単純じゃない。とカオスのままの私。(笑)

親身になって何時間も話を聞いてくれた reynaさん。
この人は、変わらず、本当にあたたかい。
透明感のある素敵な女性。

”その一つ一つの動機はどれも間違ってなかったはずだよ。
ただ、一気に全部吸収しようとして、アウトプットしようとして、パンクしちゃうだけだよ。
大学のときからそうだったじゃん。”

こんな私を見守ってくれていた人が、
こんなにもいてくれたことに、病気になってから気がつかされる瞬間が多い。
それだけ、私のパターンは大学の頃から変わっていないとも言え(苦笑)
恥ずかしい気持ちになりながら、
いい加減、自分を苦しめる癖は直したいと強く思う。

自分で痛い目を見ないとわからないこともある。

”手は二つしかないんだから、全部のものとは一気に手をつなげないよ”
親友の言葉が思い出された。

”トントン拍子に進んで行けるのはその道が自分に合っている証拠だよ。” 
(マニア的に大好きな 矢沢あい作”Paradise Kiss”第三巻、p87 Happy Berryデザイナー実果子のセリフより引用)

このフレーズが、頭の中でリフレインする。

やはり、自分の中ですっきり!とするまで、結論を急がず、揺らぐだけ揺らごう。
ヨガでのバランスのポーズの時、はじめは怖かっただけだった”揺らぎ”すら楽しめるようになってきた感覚がある。あの感覚を頼りに、揺らぎすら楽しもう。

”とにかくさ、あまり考えると長所まで失い兼ねないんだから、
色々な刺激に一喜一憂せず”ふうん”って受け止めるようにだけしたら?”
長時間の会話の後、やっとマッサージに入ろうかとしたときの、reynaさんの一言。

極上のマッサージを受けながら、うとうとしながら私は葛藤していた。

”ふうん、ふうん” 
”あーー気持ちいなあ”

”あっ、あんまり感動しすぎず、フラットフラット。”
”うん??でもさ、やっぱりこの技術はすごいよ、reynaさん”

”ふうん さらっとね”
”あーーーでも、やっぱり、気持ちよすぎる!”

こんな感じだった。
気がついたら、夜20時近く。びっくりして目を疑った。

やっぱりね、”ふうん”となんて、フラットになんて、流せないよ。
私がいわゆる感動やさんなのか、はたまたreynaさんがやはり無類の癒しの達人なのか、
是非、少々旅行気分でサロンに足を運び、自分にご褒美してあげてみてください。
reynaさんは、後悔はさせませんよ。


17 July 2010

表参道での一日


やっと行けたよ、明治神宮。
毎年初詣に訪れているが、今年は半年後になっちゃった。


デザインとしても美しい、スポンサーの全国の酒樽。


今年頂いた大御心は「義」。
”どんなにイバラの道でも、どんなにマイナーな道でも、
自分が信じた道は狭い道を広げるように踏みしめて歩きなさい”
というもの。

参道を歩く中で、多くの外国人観光客とすれ違った。
外国の街を一人で歩いているような錯覚になる。
ちょうど道を聞かれたのは、マドリードからの観光客の二人。
なぜかJRとのトラブルの助けをすることになる。
急がないから、まいっか。

明治神宮の帰り道、表参道をぶらぶらしていると、タイミングよく、さわちょと合流!


ほぼ毎日のように連絡をとっている彼女だが、会うのは二ヶ月ぶりだった!?
さわの中に眠る赤ちゃんと、さわとまったり過ごすランチ。

もうすぐ僕ちゃんに会えると思うと興奮を抑えきれない・・
産まれてくる前だけど、絶対仲良くなれる予感がするんだ。

その後、なぜか隣のテーブルのトルコ大使館の方々と仲良くなり、わいわい過ごすことに。

出会いが出会いを呼び、広がるときは、驚くほどすんなりと広がっていく。



帰りに"PASS THE BATON"という現代のセレクトリサイクルショップへ。
コンセプトがとても面白かったです。



11 July 2010

お兄ちゃんとの時間 


見沼たんぼの真ん中にある”温々”カフェに久しぶりに。

おっ、貴乃花親方だ!


嘘です。ソフィアでは知らない人はいなかったゆーしゃん兄とのまったりとした時間。
三十路の道に入ったようですが、その自由人ぶりと輝きはご健在。

吉祥寺がホームタウンだったシティboyの彼が仙台へ移住して早一年。
なかなか会えなくなっていたので、来てくれて嬉しかった!
仙台でも既に知らない人はいない人物になってしまっているよう・・・
すっかり定着しちゃているんだろうな。

貴乃花親方そっくりの甘いマスクにひきつけられる女性は後を絶たない。危険です・・
しかし、彼を適当なプレイボーイと早合点するのは、勿体無すぎます・・
彼の真髄、それはこだわりの強さ、それでいて人に突っ込みを与える余裕。
人への愛情に溢れてるからね。

写真映りはやはり悪いですがね。(笑) 


チェロ歴27年の彼に、エアチェロを弾いてもらう。
その無言の音色にしばし酔ってみる。笑 

お邪魔した温々カフェのように”ぬくぬく”の時間。
今度は仙台で脳のデトックス(アーユルベーダ)体験させてください。

ねえ、ところでいつになったら、ノーベルPrizeとってくれるんでしたっけ?
期待してますよ。