27 July 2010

こころの遺伝子 


              (10年くらい前訪れた伊豆シャボテン公園にて撮影)

NHKの”こころの遺伝子”の最終回は、北と南で響き合う友情の物語だった。
北海道の旭山動物園と、北九州の到津動物園の園長さん達が、いかに魅力的な動物園を作っていくか、廃園の危機やテーマパークブームに押されながら奮闘していった物語。

旭山動物園は、生き生きと野生の動物達を展示する”行動展示”で有名なことは聞いたことはあったけど、いきなりビックになった動物園というイメージだった。その背景には、1500kmも離れた北九州で同じ使命に立ち向かう、同じ歳の同士との出会いや語りがあったなんて知らなかった。

”人間、発想発想ってアウトプットばかり求められるけれど、何か根がないと葉・花・実なんか出ないじゃないですか。私たちは、その根を植える仕事をしたいんですよ”

”身近な動物園から、野生の動物達の生態や凄さを知ってもらえれば、そこから自然の中で生命を育む様々な生命体のこと、更には地球のことを想う心を自然に育てられるのではないか。そしたら、動物園が社会の中で必要な存在になれるんじゃないかと思って毎日必死でした”

二人とも、とっても魅力的な笑顔の持ち主。目がキラッキラしてた。
その生き様、すっごいなあ。
北九州の到津動物園で、夏の間開催されている林間学校に参加してみたいな。
子供達対象で、なんと昭和12年から続いているらしい。身体に刻まれている林間学校で動物達と触れ合った記憶が、自然とわが子も、林間学校へと通わせる動機になる。尊い繋がりをみせていただいた。

ところで、この番組。
人から人へ伝わり、その人を動かした”こころの遺伝子”の物語、全15話。

何かを求めて、がむしゃらに走っている人には、ちゃんとそういう出会いをキャッチできるタイミングが訪れて、またそれをしっかりと受け取り、”いつのまにか”社会に影響を与える人物になっていく、その過程を一時間に編集した番組。どのストーリーも素晴らしかった。ありがとうございました。

私の受け取った、こころの遺伝子。花開く日まで、じっくり熱くあたためよう。

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<おまけ>私が特に好きだった回の印象的な言葉をここに。
(by があるものはある人からの言葉。by がないものは自身の言葉)

Sra. 西原理恵子(漫画家) ”どん底でこそ笑え!” by 最愛の鴨志田ジャーナリスト
Sra. 一青よう(シンガーソングライター) ”とんがっているものほど、安らぐ” by 尊敬する先輩 Sr.阿久悠 
Sr. 鎌田實 (医師) ”病だけではなく、まるごとの人間を診る” by 御柱祭で出会ったおばあちゃん
Sr.三宅祐司(喜劇役者) ”三宅ちゃん、好きにやっていいんだからね!” by Sr. 伊藤四朗
Sr.白石康次郎(ヨット操縦士)”自然に遊ばせてもらっているだけ” by 恩師 Sr.多田雄幸
Sr.辻井伸行(ピアニスト)”常に喜びを持って演奏する” 
Sra.高橋みゆき(バレーボール選手)”できないことを悔やむ前にできることを考えなさい”by 成田選手
Sr.野村克也(野球監督)”思考が運命や人生を決定する”

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