早速見に行ってきました、「借りぐらしのアリエッティ」!!
チケットを頂いた時は、なんて変わった名前の映画だろう・・と思いましたが、
「床下の小人たち」を原作とした、スタジオジブリの最新作でした。
ジブリの作品はほとんど好きですが(特に初期の作品)、
確実に一位か二位にはなる!?程、大好きな映画でした。
小さなアリエッティ、かわいすぎます。
魔女の宅急便のキキのような好奇心旺盛な女の子が主人公です。
アリエッティの伸びやかな感性。
我々人間の日常に対する新鮮な視点。
人間・小人・動物・植物・・生き物それぞれの日々の暮らしの丁寧な描写。
男の子の純粋で優しい心。
家族の絆。
弱肉強食の世の中で”種族淘汰”の危機的現実。
笑ったり、泣いたりできるシーンが散りばめられている楽しい作品ですが、
いつものジブリ作品同様、とても深いテーマが根底に流れていました。
私には、開発が進む途上国で伝統を守りながら、経済偏重の波に押されながらも従来の暮らしをしつづける先住民族に対する、先進諸国や国際社会からの”親切な援助”を彷彿させるシーンがありました。ジブリが各作品を通して発する問題意識 & ストーリー・アニメーション・音楽の素晴らしさ毎度ながら敬服します。
夏休みで子供たちでいっぱいの映画館で、アリエッティ。いいですよ!
ドールハウス、作ろうかな。はまっちゃいそう・・・
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