06 August 2011

詩 「子ども」


子 ど も
                ドロシー・ロー・ノルト
批判ばかりされた子どもは   非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは   力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは   ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは   鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは   自信をおぼえる
寛容にであった子どもは   忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは   評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは   公正をおぼえる
友情を知る子どもは   親切をおぼえる
安心を経験した子どもは   信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を 感じ取ることをおぼえる
先日の結婚式で、新婦が両親への手紙の中で、読んだ詩。

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