12 October 2011

引出し開けましておめでとう

会津のおばあちゃんからのお誕生日プレゼント。
うん?手作りの箱??取っ手がお菓子を束ねるモールで作られている!
中を開けると・・・”引出し開けましておめでとう!”
くすくす、じわじわっと笑っちゃった。
小さい頃からおばあちゃんとの時間は、かわいい工夫がいっぱいで、飽きることがない。
このおばあちゃんの血を引く母も、家の中で沢山の”ストーリー”を作る人だ。
おうちの中での、家族の行動を想像して行く先々に小さなユーモアや工夫を散りばめている。
昔から、商売をやっている家だから、毎日の来客や従業員さんや色々な人の出入りの中で暮らしてきた。その暮らしの中で、自然とあふれ出す”おもてなし”のあり方を、私は祖母と母から身を持って教えられてきた気がする。もちろん、家の中での家族を喜ばせようとする小さなおもてなしは、それ以上のボリュームをもって、私の毎日を支えてくれてきた。社会の中で難しい仕事を長い間担っている父も、そんな母に救われてきたんだろう。なんとなく感傷的に、そんなことを考える時がある。私も十分、ひとり立ちの歳だなあ。でも今は、もう少しこの大好きな両親との暮らしを楽しみたい。

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