詩をよむこと、好きなことのひとつ。
詩の朗読を聴きにいくこと。新しい時間の使いかた。
なつの終わりを名残惜しむように。
散歩で通りかかった、神楽坂の民家カフェ、茜やさんで見つけた、
白井明大さんの詩の朗読会に1人でえいっと出かけてみました。
米ぬかで作られた、消し後の匂いの残らない、蝋燭の燭台に映る影を楽しみながら。
冷たい煎茶と、煎茶シロップのかき氷をほおばりながら。
白井さんの繊細な感受性が、言葉となってぼろぼろとこぼれ落ちる。
団扇でたった、かすかな風で派手に揺れる炎を見つめながら。
”シーソー”という、詩に衝撃を受けた。
人と人の会話を”シーソー”に見立て、色々なエピソードを詠んでいく。
以前は神楽坂に住み、創作されていたようですが、昨年沖縄に移住され、
時間の流れ方が変わってきたら、浮かぶ詩も変わってきたとのこと。
その感受性の、虜になりそうです。ただいま、絶版の第一詩集を沖縄から届けてもらうよう手配中。http://www.mumeisyousetu.com/
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