12 September 2011

軽井沢 II

軽井沢に行ったら、おすすめなのが、ペイネ美術館。
軽井沢タリアセンという、素敵な湖畔沿いにある美術館群のひとつ。
あたたかい木造建築で(有名な建築らしい)、居心地がいい。
美術館員さんも穏やかな方々で、カシャッ、カッシャッと懐かしい音を漂わせながら、ペイネの人生を振り返るスライドのプレゼンをしてくれます。

ペイネはパリの画家で、愛や平和を象徴するモチーフ、、恋人達の絵が有名。
友人に以前、レトロな恋人達シリーズの”ベットサイドブック”をもらってから(上記の右から二つ目、ピンクの)
その独特の世界がすっかり好きになってしまっていました。
ペイネの描く世界。
「 愛で世界中をひとつにしたい 」
彼の強い願いが、このペイネの恋人達のシリーズに込められているそうです。
第二次世界大戦下のヨーロッパ、暗い世情のなか、描かれた絵だと云われていますが、、
彼の描く恋人達の愛は、素直に幸せな気分にさせてくれます♪
☆星のコレクター☆君と星をさがしにいこう
ペイネ夫妻は、親日家で、5回も来日していたそう。
ここ、軽井沢で美術館の開館式の際に、さささ~とサインペンで書いた、というこの絵もかわいかった。
”軽井沢におうちを買ってあげたんだよ” ”あら、まあ、すてき!”
と仏語で書いてあるそうです。ちょっとしたフレーズが可愛らしいのも、彼の絵の特徴。
大震災を経験した今こそ、ペイネの絵が語ってくれる、メルヘンや愛に満ちた空間はとても意味深いものに思えました。

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