02 August 2010

ソーシャルビズネスグランプリ

”ソーシャルビジネスグランプリ2010夏”に参加してきました。
今年4月に開講された社会企業大学の第一期生の修了式を兼ねた事業計画のプレゼン大会。
21名の中から学内選抜された6名のファイナリストの発表で、この中から審査員&観客の投票でグランプリを決めるというもの。

評価のポイントは、いかに社会性×経済性の両立できているか。
①社会に対する”想い”が共感できるものか。
②”想い”にとどまらず、収益性&持続性のある”ビジネス事業”の形にできているか。

6名とも ”どの社会問題に問題意識があるか明確”で、
その解決策をご自分の現職や得意分野を活かした上で
周りを巻き込むエネルギーに溢れた方ばかりで、元気をたくさんもらえました。


私が特に共感したのは、以下のお二人でした。
☆阪神淡路大震災&JR福知線事故という二つの経験を乗り越え、愛する神戸の街に社会企業大学の分校を設立しようとされている尾崎さん。私にとって神戸は大事な街で思い入れがあることに加え、「悲しい出来事をプラス(未来)方向にしていける方法を生徒と模索したい」という想いに感動しました。尾崎さんが出会われたグリーフケア(悲しみを乗り越えるプロセス)も、母校の名物授業「死の哲学」というPr.デーケンの授業で学んだのですが、有益だと思います。応援しています。

☆大好きなサッカーを追求する為、南米パラグアイ留学した経験を原点に、途上国の子供達が安心して遊べるグラウンドを世界中に増やしたいという夢を語ってくださった石島さん。本当に現役大学生でしょうか・・?とても信じられないくらいしっかりされていて、その周りに愛されるキャラクター、既に活動されているプロジェクトの数々・・今後のご活躍、とっても期待しています!


皆さんのプレゼンから強く感じたのは”自分の起こし方の大切さ”。
やはり、自分を信じることから始まるんだなあと改めて感じました。

周りを見渡すと20代でも自分の世界を作り、周りを巻き込んで活動している友人が多いので、焦ってしまう時がありました。でも、プレゼンは40代の方が多く、自分を持っていれば年齢や経験を重ねた方がやれることが広がるんだなあとなんだか落ち着いた気持ちにもなれました。 

(世界や社会・組織が悪いと思っていると未来は暗いけれど、
自分を変えることで世界を変えようと思えれば、未来は明るい。by 鶴岡さん )

親友のプレゼンは、残念ながらファイナリストには選ばれなかったけれど、
生まれてからの25年間を振り返り、もっとも原点回帰した人に送られる”リソウルre-soul賞"という賞を受賞した。今の彼女にとってはファイナリストに選ばれるよりも、一番難しい賞だったのではないか・・と思うので、心から拍手を送った。
4月からの4ヶ月を毎日のように共有させてもらっていたけれど、本当に良く自分と向き合っていたし、葛藤しながらもぐんぐん成長していく姿はとてもまぶしかったよ。
彼女とこれからもしっかりと手をつないでいきたいと思います。
 

1 comment:

  1. 社会起業大学の尾崎です。コメント、メールありがとうございました。会社でのプレゼンの説明とは異なり、初めて素で話ができました。やはり自分の素直な心を話できるのが一番いいのだと改めて感じています。一期生全員の応援があってここまでこれたと思います。お友達を大切にしてあげてくださいね。それと自分自身も大切に!ありがとうございました

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