28 June 2010

心は君が影となりにき

親友からの分厚い手紙。
彼女が仕事帰りに通っている大学で提出した報告書を送ってくれた。

レポートの目次を読んでびっくり。
”目次1.私の親友であり、尊敬する女性へ” とある。
おいおい、大学や企業へ送る正式なレポートだろう・・・笑

友人の私が心身のバランスを崩したことで、いつも隣にいた彼女にも大変なショックを与えてしまっていた。
昨年私が倒れたとき、一緒にいてくれたのも彼女だった。
救急車の中で意識朦朧とする私の手を強く握りながら、
私の言葉を必死に書きとめてくれたのも。
その衝撃たるや、凄かっただろう。。本当に迷惑かけっぱなしなのである。

でも!しかしながらである。
ここからが彼女の凄いところ。
この一件が、彼女がもともと持っていた問題意識や行動力を加速させ、
きちんと様々な活動に結び付けているのだ。

(撮影@香川県直島・2008)

常日頃彼女から学んでいることは計り知れないけれど、その一つに”しぶとさ”がある。
彼女を貫く信念は"if someone says no, that will show you what to do”。 
Noと言われたときからのすさまじい粘り強さ。

もともと持つ人への優しさと、
身の回りの出来事や情報を自分のこととして落とし込んで考えられる思考力が下支えしているからだろう。 

細川ふみえの若い頃そっくりで(皆さん、ご想像できました?)かわいいくせにさ、
時々どうしようもなくおっちょこちょいで(笑)からかいがいがあるキャラクターなのにさ、
その細い身体のどこに鋼のような強さを持ち合わせているんだろう。

落ち込んでいるとき、諦めそうなときには、こう励ましてくれる。
”確かに、世の中にはコムズカシイことがたくさんある。
でも、スバラシイことも、それ以上にたっぷりとした存在感でたくさんある。だから、一緒にもう少しだけ頑張ろうよ。”

人間は限りなく一人だなあと思ってしまう時もあるけれど(強がっていても、誰にでもありますよね、ねっ!?)日常を共有してくれる同士がいてくれることは、心強い宝だ。

彼女を育んだ江ノ島の海は、今日も静かに夕暮れを迎えているだろうか。
あ~のんびり夕焼けに染まるオレンジの海を見に行きたい。

自分自身、自然、社会とのうまい付き合い方、これからも一緒に模索していこうね。

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